このページの下部日誌には様々な要素紹介があります。在校生は予習復習としても活用してください。中学生や一般の皆様は情報技術科についての参考としても御覧下さい。
在校生向けの情報技術科授業資料がログイン後の専用ページにあります。確認しましょう。
また、時間を有効に使って資格や技術、知識の取得に向けて勉強を!
ITパスポートなどは自分で受験日も設定できるので、予定をしっかり立てて国家試験取得を目指しましょう。
参考サイト
ITパスポート.com…資格試験の勉強・対策に
paiza.io …web上での簡単なプログラミング練習に
学科紹介動画
平成31年度(令和元年度)卒業制作
課題研究としてつくり上げた作品をポスターにもまとめています。 実際の作品は文化祭などで本校実習室にてプレイできます。
平成30年度 卒業制作
課題研究としてつくりあげたソフトウェアなどを、この年からポスターにもまとめています。※作品内の誤字等は御容赦下さい。 実際の作品は文化祭などで本校実習室にてプレイできます。
情報技術科ここだけトピックス
ド・モルガンの法則
論理演算での法則として「ド・モルガンの法則」があります。
A猫好き B犬好き としたとき、{( A と B どちらかでもあてはまる人 )ではない人 }は、{( Aではない人 )と( Bではない人 )どちらもあてはまる人 }と同じ人たちを指すことになります。※図上段の関係式
もう一つの関係式として、{(猫犬どっちも好き)ではない人 }と{猫好きではない人 と 犬好きではない人 どちらかでもあてはまる人 }は同じことになります。※図下段の関係式
コンピュータの分野では様々な論理関係式が回路設計上の簡略化にも活用されます。
デュアルシステム
一部教育分野でも同様の言葉があるようですが、コンピュータシステムにおいては処理を2つの同じシステムに実行させるシステム形態を指します。
実行結果を検証するために、それぞれのシステムの結果を照合しながら稼働するものです。
構成上同じ処理をするシステムが複数あるので、もし一つが故障してもそれを切り離して動作し続けられれば処理は止まらずに済むとも考えられます。そのためシステム全体のコストは高いですが障害対策としても活用できます。
デュプレックスシステム
システム故障の対策として同様の予備システムを用意して、いざというときに切り替える仕組みをデュプレックスシステムといいます。(予備機が稼働状態で待機するホットスタンバイと、稼働させずに予備機を準備しておくコールドスタンバイがあります)
もしもの故障で予備システムへの切り替えがうまくいったとしても、システムの切り替えから予備システム稼働の最中は、後が無い動作状態ともいえます。実社会で万が一にでも停止してはならないシステムであればさらなる工夫が必要です。
要件定義および外部設計
システム開発の流れを切り分けるとき、システムの全体仕様を決める要件定義と、そのシステムの見た目や他へのデータ形式や流れなど、対外的な部分の仕様を決める段階になります。
『要件定義』→『外部設計』→内部設計→・・・
実際の開発現場では「基本設計」や「〇〇設計」であったり、要件定義に一部含まれたり呼び方は様々です。
顧客の要望を確認して進むので、最も重要なのは、相手の求めることの理解と、設計書など文書作成も含めた伝えるためのコミュニケーション能力といえます。
ワイルドカード
トランプやUN〇のようなカードゲームで特別な効果を持つカードを指しますが,コンピュータ操作では複数のファイルやデータを指定するために活用する特殊な文字のことになります。
Windowsのコマンド操作では「?」が1文字分,「*」が0文字以上の任意の文字列をあらわします。たとえば図のデータに対して「*ka*」で操作する場合,「mikan」「ponkan」「suika」が該当することになります。
※OSやアプリケーションによりワイルドカードの種類は異なります。
ホットスワップ
USBメモリなど、わざわざ本体電源を切らなくても付けたり外したりできると思います。電源を入れたまま、本体が起動状態で機器の脱着ができることをいいます。(ホットプラグとも称される)
機器のメンテナンスで部品を交換したい場合、多くの人が利用するサーバは常に使えているほうがよいので、個人向けのパソコンより様々な部分(電源部分など)がホットスワップに対応していることがあります。
IEEE
「あい とりぷる いー」と読みます。この組織の「IEEE Standards Associasion」という部門で様々な規格が策定されています。国際標準として規格が扱われているので、様々なメーカーの製品や国を越えての製品利用が相互に可能になります。
国際標準のための組織はいくつかありますが、無線LANのIEEE802.11acなどコンピュータについて知る上で多くの規格名を目にすることがあるはずです。
文字なのか,値なのか
「1」と表記表示されたとき、人間はただ「いち」として扱うだけですが、コンピュータにとっては『文字データ』か『数値』なのかによって内部での表現が大きく変わります。
コンピュータは「1」を『文字データ』であれば2進数表現で「00110001」※(ASCIIまたはJISなどの文字コード)。「1」を『数値』であれば2進数表現で「00000001」と扱います。
外部から入力データを得るときなど、どのようなデータでどのような形式なのか。気を付けなければならないことが多くあります。
DRAM
コンピュータのメインメモリとして、スマホも含めて製品仕様表などに「メモリ:〇〇GB」と記載されているメモリの種類になります。
Dynamic Random Access Memory の略で、特徴としては、構造にコンデンサを用いているのでデータを保持するために通電させておくだけでなく、常にリフレッシュ動作が必要になります。通電させておけば保持していられるSRAMもありますがDRAMは比較的安価に大容量化できます。
人間の記憶も、一度見てずっと覚えていることは少ないと思います。しっかり覚えておくためにはDRAMのように何度も繰り返していきましょう。
電源ONーOFF
機器を使用するとき先ずは電源操作しますが、電源ONを「電源を入れる」、電源OFFをよく「電源を切る」「落とす」とも言ったりします。一般的にも言うことが多いので「電源落として~」「電源切っといて~」といわれて、いきなり機器を机から落としたりケーブルを実際に切断したりする人はもういないと思います。
コンピュータの多くは様々なソフトウェアが動作しているので、正しい「シャットダウン」手順で電源OFFしましょう。