服飾デザイン科日誌

３月２２日午後、２年生に向けて特別講義がありました。

テーマは「ファッション業界で働くということ」。

今回は、服飾デザイン科の先輩方に来ていただきました。

１人目は、平成１０年度卒の高橋実さんです。

株式会社ベクターという会社で、

プロデューサーとして活躍されている方です。

まずはどんな新総生だったのか？というお話から。

当時のアルバム写真や資料を沢山見せていただき、

今の新総との違いに歓声が上がっていました。

次に販売のお仕事について。

販売員の方が、お店に入ってきたお客様のどこをまず見るか等、

とても興味深いお話や、心温まるエピソードを聞かせていただきました。

そして、後輩である生徒たちに、

沢山のエールをいただきました。

生徒の感想

　・お店で店員さんに声をかけられるのはどちらかというと苦手ですが、

　　今度は少し話を聞いてみようかと思いました。

　・進路について考えるとき、大変だな、だめかもと思うこともありますが、

　　今日の話を聞いて、好きなことを頑張っていこうと思います。

２人目は平成２０年度卒の玉本涼子さんです。

株式会社ミンクスという会社で、

企画デザイナーとして活躍されている方です。

まずはやはりどんな新総生だったのか。

玉本さんが高校生だった時の話に、

楽しそうだなぁという声があちこちから。

卒業後、専門学校を経て今の会社に勤めるまでの話など、

これから進路を具体的に考えなければならない生徒にとっては

とても興味のあるお話でした。

仕事のお話では、企画デザインの仕方、

それが商品になるまでのプロセス、

企画デザイナー、生産管理の仕事など

とても分かりやすく、みんな興味を持って聞いていました。

話の中には、聞いたことのない専門用語もたくさん出てきて、

「いつも先生にメモを取りなさいって言われているでしょ？」

分からないことをメモし、すぐ調べることが

社会人としてスキルを上げていくうえで

非常に重要であるという話には、

みんな真剣に聞き入っていました。

みんな先輩に言われると響くなぁと感じました。

生徒の感想

・企画デザイナーが一度にたくさんのことを考えなければいけない仕事だと

　分かり、大変そうだと思いましたが、興味が湧きました。

・やっぱり自分の好きなことを続けることは大事なんだと思いました。

最後に質問コーナー。

１つ１つの質問に丁寧に答えてくださいました。

お二人から後輩へ、

「好きなことを大切にすること」というメッセージをいただき、

特別講義が終わりました。

生徒が卒業して１０年以上経って、

社会人として後輩のために話に来てくださるというのは、

教員にとっても非常に感慨深い１日でした。

感動、そして感謝。

ファッションショーの動画が出来ましたので、

一部載せさせていただいます。

どうぞご覧ください！

卒展を終えてしばらく経ちましたが、

卒展直前に書いた川柳と、

終えてから書いた参加した生徒達のコメントを載せたいと思います。

さあ、いよいよファッションショーです。

まずは校長先生の温かいメッセージから始まります。

そして、この日のために１つ１つ丁寧に積み重ねてきた企画のチーフの

想いがこもったメッセージ。

ここにショーの写真をピックアップして

載せさせていただきます。

クラス企画。このミニドレスはクラスみんなで作りました。

そして、エンディング。

全力を出し切った、

そして「ありがとう」が詰まった

素晴らしいファッションショーでした。 

入学時はミシンに糸をかけることもままならなかった生徒が

本当によくここまで粘り強く努力して、

成長した姿を見て、感無量でした。

みんなを誇りに思います。

今回はファッションショーのバックステージについて

お伝えしようと思います。

場所は新座市民会館の大ホール。

ホール内は、ソーシャルディスタンスを保つため、

３年生の川柳を１シートごとに貼りました。

最前列はサプライズで服飾デザイン科の先生方の川柳を貼りました。

（当日、校長先生や教頭先生も書いてくださいました！）

保護者の方も川柳をじっくり読んでくださいました。

今回、１，２年生の座席周りには

先輩から後輩へのメッセージを貼りました。

３年間を乗り越えてきた先輩からの

熱いメッセージが沢山貼られ、

きっと励みになったと思います。

さあ、ショーです。

企画は最前列で指示を出します。

インカムで照明、音響ともタイミングを合わせながら

指示を出していきます。

音響係もリハーサルでは企画と直接タイミングについて

確認し合います。

広報の係は、この日この時にしかない瞬間を

大切に記録に残します。

ステージ裏は特に気を遣って、細かいことを大切に

物事が進みます。

ちなみにヒールは音をたてないように

横にして静かに置くのが伝統になっています。

モデルもアシスタントも広報も作品管理も、

最高のショーにするために最善を尽くします。

みんなの気持ちが１つになり、

最高の瞬間をみんなで共有することができました。

１月２９日土曜日に新座市民会館において

令和３年度服飾デザイン科卒業作品展ファッションショーが行われました。

コロナ禍で色々工夫を重ね、

服飾デザイン科の生徒と保護者、教職員のみで

開催することができました。

本当は卒業生や進学就職先の方にも見ていただきたかったところですが、

開催できただけでも、

関係者の皆様のご協力に感謝の気持ちでいっぱいです。

今日はまず展示と会場の様子をお知らせします。

今回は展示を１，２階に分け、

密にならないように工夫しました。

マーブリング染めの斜め掛けバッグ

文化祭クラス企画、藍染めの絞り染め

草木染のマフラー

パッチワーク

刺繍

被服検定１級作品、アートフラワー

C選択グループ製作ドレス

課題研究レポート

レポートには最後に「卒業にあたって」というページがあり、

３年間の思いが書かれています。

今回はゆったり座って見られるようにしました。

ファッション表現技法のデザイン画

受付は感染防止のため、ビニールシートをつけて行いました。

みんながこの日のために努力し、

工夫を重ね、祈るように迎えた１日でした。

次回はファッションショーについて

お伝えします。

今週末１月１５日（土）は第４回学校説明会です。

服飾デザイン科では保護者の方と中学生を、

始めに別の部屋にお通しし、

保護者の方には、学科長から

・新座総合の学校生活について

・服飾デザイン科について（取り組み、費用について）

・入試について

・服飾デザイン科１年生の現状

等について説明させていただきます。

中学生は、

在校生１，２年生との座談会となります。

校則って実際どのくらい厳しいの？

お昼はどうしていますか？お弁当？

駅からはどうやって来ていますか？バス？自転車？

入試の面接で何を聞かれましたか？

お洋服、作れるようになりますか？

等、生徒目線で聞きたいことを

在校生に直接聞くことが出来ます。

最後に、保護者の方から在校生に質問する時間も

取りたいと考えています。

ぜひお待ちしております。

そうそう！

以前学校説明会に来て下さった中学生から

ピンクッションの写真が送られてきました！

素晴らしい～！！

上手に出来ていて感動しました。

嬉しい～！

YouTubeで「新座総合技術高校」で検索すると

作り方の動画を見ることが出来ます。

説明会でキットをもらった中学生の皆さん、

是非作って学科に写真を送ってください。

さぁ！今年も楽しくものづくりをしましょう！！

雪が降る中、沢山の生徒が来ています。

今日はC選択ファッション応用技術の卒業製作提出日なのです。

ラストスパート！

最後までとても丁寧に作業しています。

素晴らしい作品が沢山提出されました。

ファッションショーが楽しみです。

昨日からファッションショーの練習も始まっています。

剣道場にステージを想定して衝立を置き、練習をします。

3年生を中心に、1，2年生も先輩の動きを見ながら

一緒にファッションショーを作っていきます。

企画が指示を出して練習し、

シーンごとに練習後、改善点を確認し合います。

みんなの想いがこもった良いショーになるように

協力し合って進めてほしいです。

12月6日（月）1限生活産業情報の時間に

本校専攻科の先生に来ていただき、

専攻科について説明していただきました。

どんなコースがあるのか、どんな授業が受けられるのか、

校外学習やお金のこと等、

分かりやすく説明していただきました。

さあ！みんなで専攻科へ行ってみよう！

はい、ここが専攻科です。廊下を渡ってすぐ。

パソコン室や教室、

全部の部屋を見せていただきました。

被服室も必要なものはみんな揃っています。

専攻科について知ると同時に、

学校見学ってこんな感じなんだ、

こういうことを聞いたほうがいいんだということが伝わり、

いろんな学校を見に行くきっかけになれば良いなと思います。

11月30日（火）服飾デザイン科の2年生全員で、

進路資料室に行ってきました。

ここは本校に来る求人票や、

先輩方が過去に会社や学校を受けた時の記録が

保管されているところです。

今回は、就職希望の人も進学希望の人も、

両方を調べて資料室の使い方を学びました。

「求人票ってこうやって見るんだね。」

調べてまとめて、

「学校ってお金かかる！」

「指定校推薦って、結構いっぱいあるんですね！」

進路指導部の先生方も来て下さって、

沢山説明してくださいました。

ありがとうございます。