情報技術科ここだけトピックス
COBOL
COBOL(COmmon Business Oriented Language)は1959年に開発されたプログラミング言語です。この言語で新たにシステム開発が行われることは無いかもしれません。
役割別に4つの部(DIVISION)とさらに節(SECTION)で構成されていて高い可読性があります。コード内で帳票入出力の設計がしやすいなど、非常に事務処理に特化しています。
(画像は https://paiza.io で給与算出を想定してコードを作成したものです。正式には何を何文字目から記述するかについて決まりがあります。)
H.264/MPEG-4 AVC
スマホやパソコンなどインターネット経由で動画を見るときによくお世話になるコーデックです。テレビの地上デジタル放送やDVDビデオは主にMPEG-2が使われています(ワンセグ放送やBlu-rayDiscビデオはMPEG-4)。MPEG-2でもかなりのデータ圧縮(元データに比べ10分の1など)が行われていますが、MPEG-4では更に倍程度のデータ圧縮率が実現されています。
AI(artificial intelligence)
人工知能といわれますが、研究者の中でも何をもって人工知能といえるかは分かれています。巷で「AI搭載」などといっても様々な技術で特定の状況でそれっぽく動かせていることが現状だともいえます。シンギュラリティという言葉で人工知能の進化を掲げる研究者がいて、その後(今まで無理であった一部の)特定のことであれば人間を超えて結果を出すことができていて、技術開発は盛んに行われています。
AI技術はツールであり、本格的にコンピュータプログラミングや数学に携わる人間がそのツールに踊らされることのないように、使う立場になりましょう。
※人工知能に関しては理解が変わることが想定されるものです。この内容は2020.4現在のものです。
コンピュータウィルスの大別
コンピュータウィルスは 自己伝染機能、潜伏機能、発病機能を一つ以上有する有害なソフトを指し、メール添付ファイルの開封やインターネットからのダウンロードなど人の操作で動作するものや、コンピュータや特定のソフトが起動していれば勝手に介入するものなど様々なものがあります。
| 存在方法 | 自己増殖 | |
| ウイルス | 他のファイルを改変 | することが多い |
| ワーム | 基本的に単体で存在する | ほぼする |
| トロイの木馬 | 無害ファイルになりすますことが多い | しないことが多い |
※サイバーセキュリティ.com 、通商産業省1995参照。ウィルス対策ソフトメーカなどでさらに細かく示されてもいます。
様々な形態があれど、セキュリティ対策には「アップデート」とメール添付・ブラウザなどの「操作やパソコン自体の動作変化に注意する」ことができれば非常に効果的です。
LCD
液晶ディスプレイ(Licuid Cryctal Display)のことです。見かけなくなったプラズマ形式やブラウン管でもなく、素子が発光する有機ELでもなく、バックライトに対して液晶の電気特性の偏光を活用して表示する装置全般のことを指します。
もともとはイカの内臓物質から応用されたとも(そうではないという書籍もあると)言われていますが、何が応用できるか試行錯誤の上に実を結び、2020現在最も多く利用されている表示装置です。
コンパイラ言語とインタプリタ言語
という、特定のプログラミング言語があるわけではありません。
どちらもコンピュータが直接実行できる機械語に翻訳されますが、プログラムの実行形態として機械語で記述された実行ファイルにしてから実行させるコンパイラ言語と、そのプログラミング言語で書かれた(ソース)ファイルを1ステップごと翻訳実行するインタプリタ言語に大別されます。
他にも○○言語といいながら特定のプログラミング言語ではない呼び名がありますので注意しましょう。
コメント
プログラムのコーディングをするとき、見返したり他の人が理解しやすくするためにもコードの説明を加えておくことが望ましいです。コード中に日本語でも英語でもいきなり説明文を書くとエラーになってしまうのでそれぞれのプログラミング言語には処理と関係なくするための記述方法があります。
C言語であれば //2つのスラッシュ以降の改行まで部分はコメント
または /*スラッシュとアスタリスクで囲んだ部分がコメント*/
説明だけでなく、試行錯誤しているとき元コードを残すためにも使えます。(コメントアウト)
たたいて直る?
最近は、家電製品の調子が悪いときに「たたくと直る」ことは少なくなったような気がしますが、まだ慣れていない生徒の製作物はたたくと動作が変わることがよくあります。基本的にこれはすべてはんだ付け不良によるものです。
よいはんだ付けのためには、汚れや錆に気をつけて接合部が馴染むための十分な熱しが重要です。
(※はんだ作業のときは安全のため眼鏡かゴーグルをしていることが望ましいです)
スタック
stackという言葉には積み重ねられた干草などありますが、コンピュータ分野では最後に入れたものから取り出せる(LIFO:Last-In First-Out)データ構造のことを指します。
身近な例ではブラウザ履歴で戻る進むことや画像編集時などのUndo機能の記録構造はスタックです。
MTTF
ものが故障するまで正常に使えている時間をMTTF(Mean Time To Failure)と呼び、「故障までの稼働時間の合計÷故障件数」で算出できます。 例:故障3件、稼働時間各120時間、100時間、140時間 ならば MTTFは120時間となります。
電球などの製品に寿命として示される時間はそれぞれ算出方法も異なり、さらに実際には電球スタンドなどに組み込まれて使用されるので他の箇所の故障も考えられ、指標としてもあいまいになりがちです。
基本情報処理技術者試験等ではMTTR:平均修理時間、MTBF:正常稼動から故障までの平均故障間隔 が主に用いられ、システムの稼働率を求めます。