校長室より

校長室から「こんにちは」

貿易記念日

 本日は1859年(安政6年)に江戸幕府がアメリカ・イギリス・フランス・オランダ・ロシアの5か国との間で友好通商条約を結んだことを記念して「貿易記念日」となっているようです。

 3月25日の「電気記念日」、4月18日の「発明記念日」、11月1日の「軽量記念日」とともに経済産業省4大記念日の一つとなっているそうです。

 少し、深堀りしたいと思い、経済産業省のHPを検索してみたら、一面には「夏季の省エネ・節電のご協力ください」との記事があり、こちらの方が大事かなと考え、少し引用してまいります。

 実際に節電をお願いしている期間は、7月1日から9月30日となっておりましたが、報道によれば、今週26日から、「需給ひっ迫注意報」なるものが発令され、午後3時から6時までの節電が呼びかけられております。

 ただ、熱中症の心配もあり、適切な室温設定や水分補給についても留意するようになっており、あくまで無理をしない範囲での協力ともされております。

 校長室も出来るだけ節電をと思い、電灯を必要最小限にしたり、エアコンについてはこまめに消したりとしております。あくまで、体調を考えながら、新総の皆さんも節電に心がけてください。教室など活用場所を最後に退室される人は電灯を切るようお願いします。

日照権

 1972年(昭和47年)のこの日、違法建築の隣家によって日照を奪われた問題で最高裁が「日照権と通風権が法的に保護するのに値する」という初めての判決をしたことから、日照権(及び通風権)が確立しました。

 高層マンション建設においてよく問われる問題ですが、ここ数年は酷暑といえるような暑さなので、日照については、出来れば、少なくなった方が良いのかなと思うこともあります。しかし、日照がなくても気温は変わらないので、やっぱり日の光は大切にしたいかなと思うかもしれないと考えます。

 先週末から、真夏日が続き、本日も軽く30度を超えています。諸々の問題で節電も余儀なくされており、一方で適切にエアコンを利用してくださいとの言もありと、難しい判断を個人個人に任されています。

 今週金曜日から期末考査に入る新総の皆さん、体調を整え、首尾よき成果を上げていただきたいと私は、切に願います。

 「こんなに暑いのだからテストなんかしなくても良いのに。」と思っている生徒もいるかもですが、各学期の節目に実力を測ることで「分かっていると思ったことでもまだ不十分だった。」とか「理解不足だと感じていたけど、案外分かっていたんだな。(それはなかなか無いでしょうけど)」と自分の中で整理できる点においては、定期考査は効力を発揮します。

 一学期の終業式まであと、17日間です。暑いですけど、心はクールに元気出して頑張りましょう。

 

フライング・ソーサー

 UFO(=unidentified flying object 未確認飛行物体)が75年前の今日、アメリカの実業家ケネス・アーノルドという人が目撃したとのことで、本日は「UFOの日・空飛ぶ円盤の日」と制定されているようです。

 UFOというより未確認飛行物体と言った方が、私は心躍らせて、本当に地球外生命体が存在するのかなぁなどと夢想する幼少期がありました。

 先月、松野官房長官がUFOに関して「公表すべき特異な事案は無い。」と定例記者会見で発言したりして、まだまだ、幼い心を持ち続けている私は「実は、本当は・・・」など空想してしまう悪い癖があります。多分、その方が楽しいと思っているからです。

 全くお話は変わりますが、よみうり進学メディアという情報誌があります。その通巻171号に「特集 専門分野を学ぶ」という記事があり、本校が掲載されました。本校は「複合型専門高校の強みを生かす」という内容で紹介されております。

 生徒の皆さんの努力や先生方の人脈でこのような記事が掲載されること、本当に感謝です。埼玉県の中学生の数多くの目に触れていただけると良いなぁと考え、インターネットプロトコルをあげさせていただきます。

 閲覧よろしくお願いします。

 ※よみうり進学メディア  https://ysmedia.jp/report/11232/

国連パブリック・サービス・デー

 2003年(平成14年)に国連総会で制定された国際デーの一つで「国連公共サービスデー」ともされているのが本日です。

 国連加盟各国に対して、今日は「公共サービスが果たす役割」を周知するように求められております。つまりは公務員のお仕事を認識し、若者が公共部門でのキャリアを追求するよう奨励することが望まれ、設定しているとのことです。

 公共サービスとは何でしょう?行政から市民に対して、放送、教育、水道、電力、都市ガス、医療、警察、消防、図書館、交通、公営住宅、通信、環境保護、都市計画などを提供することでしょうが、多岐にわたると考えます。

 私の関連するところは、もちろん、教育サービスでありますが、サービスと聞くとなんとなくお得なものを提供してくれるようなイメージを持たれることもあると思います。

 しかし、高等学校の教育サービスとは、生徒の側に学問に対する知的好奇心、講義・実習等を理解する学力、学習に集中できる環境や精神状態等について備わっていることが暗黙の了解になりますので、やる気はないけど、欠点はつけないでほしい、そういったサービスを望むということは想定にはありません。

 ただ、教える側にも、10年来、同じ授業内容で、まったく創意工夫されていないということも想定されておらず、常に研修と修養に努め、その教員の授業を受講したら、他の先生、他の学校とはこれだけの差別化がありますといったことを保証することがサービスです。

 学校、教師は、生徒の五感を刺激して、最終的には、生徒自らが学んでいくことが出来るよう、生徒の皆さんは自分をコントロールして自身の成長を促していけるよう、お互いに訴求していくことが大事だと考えます。

 明日から、期末考査一週間前です。頑張りましょう!

 私も頑張ります。

DHA

 DHA(DocosahexaenoicAcid)は、「ドコサヘキサエン酸」と呼ばれている、魚に多く含まれている不飽和脂肪酸で、6つのシス型の二重結合を含む22個の炭素鎖を持つカルボン酸の総称であることから、本日はDHAの日と制定されているそうです。(この説明がよくわからなかったら、食物調理科の先生や理科の先生に詳しく聞いてください。また、食物調理科の生徒の皆さんが、同級生に説明できるとさらに嬉しいです。)

 私のような素人にはDHAは、血液をサラサラにすることで成人病の発症を遅らせるとか、アルツハイマー型痴呆症に効くとか効かないとか、(諸説あるようですが)うつ病の予防にも良いなどの話を聞くことがあり、サバやイワシの缶詰を食したり秋にはサンマを積極的に食することをしております。

 まだ高校生の皆さんには縁遠いことだとは思っておりますが、私のような年齢になると、本当に「心身の健康」が一番だと感じます。

 校長という職業が続けていられるのも健康あってのことだと思っております。私の世代には、能力があっても(体や心の)病気になられて、お休みを余儀なくされ、お仕事が続けられなくなってしまう方も出てまいります。

 コロナ禍でここ何年かの高校生は「非常にストレスが溜まっている。」といった調査結果も出ております。十分に睡眠をとり栄養を摂って生活してください。

   10代からの心掛けが大切だと思います。励行しましょう!

 

 

 

夏至

 本日は、「二十四節気」の第10番目にあたる「夏至」(英語ではsummer soistice)です。

北半球では一年のうちで昼(日の出から日没まで)が一番長く、夜が最も短くなると言われています。昼の時間は約14時間30分、夜の時間は約9時間30分となっていますが、本日は曇り空ですのでその恩恵が分からない状況です。

 農家では最も忙しい日とされておりますが、新総の皆さんは農家のお手伝いをしている方はほとんどいないとは思います。

 でも、こういった時期に農家の方々のご尽力されることによって日本の食糧事情が良くなっていることは間違いないので、想像し、感謝してください。

 そして、皆さんには皆さんの出来る努力を続けて、自身を実りある人財として成長させてください。

 さて、6月も後半戦です。気温の変化に身体を順応させて、一学期を乗り切りましょう!

 

 

BTS

 世界的な人気を誇る韓国のK-POPグループBTSが一時、活動を停止するという話が出ております。

 その理由は、グループのメンバーから(直接伺ったわけではないので報道によれば)「今は自分たちがどんなグループなのか分からなくなってしまった。」とか「歌詞が出てこない。無理やり出している。・・・今は何を言えばいいのか分からない。」とか「いつからか、うちのグループがどこに進むべきか分からなくなった。・・・これを話すと(フアンに)失礼になる気がした。」などとのことのようです。

 私は個人的に、BTSの音楽をすべて存じているわけではありませんのですが、「防弾少年団」という意味のBTSから「Beyond The Scene」という意味に進化したとの話を聞いたことがあって、グループ名も売れていくと意味が進化していくものなんだなとリスペクトしておりました。

 ここで、私が指摘したいのは、ただ残念だという事だけではなく、どんなに才能のある人でもアウトプットを続けていくと枯渇してしまうのではないかという仮説です。

 人間はアウトプットするのと同じくらいにインプットしていかないとバランスが取れなくなるのではないのでしょうか。と考えます。

 新総の皆さんも今は、インプットの時代(課題研究発表会などは思い切りアウトプットの場ですけど)と考え、色々なことを吸収してください。

 そして、30代、40代、シニアになってもインプットすることを続けてほしいと思います。

お薦めの一冊

 本校では、図書館部の先生方のご指導もありますが、図書委員会の生徒の皆さんが「夏休みおすすめの一冊」を発行しております。

 私も三冊ほどご紹介させていただきましたが、それとは別に、最近読んだ本の中で印象に残った本を今回はご紹介します。

 ちくまプリマー新書『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』(2022年5月10日発行 広田照幸著)です。

 長い間、大学の教育学部で近現代の教育を広く社会科学的な視点から考察されている著者の新刊は、第一章から「教育はなぜ失敗するのか」という私にとってセンシティブな問題を取り上げてくるのか、といった恐る恐る読み進めていくものとなりました。

 ・教育と社会化の関係を考えること・教育は教師の思い通りにはならない・現在の(日本の教育は)社会を変えるという視点が弱いなどの主張は「ふむふむ」と考えさせられ、それであっても教育を受けることによって世界は前よりも良くなっているという表現には私に力を与えてくれました。

 著者は(高校生か大学生である読者に)「自分探しのためには、家庭・友人・学校のありふれた日常を超えた何かを自分で探してみよう」と提言されております。

 新総のありふれた日常を大切にしながら、この夏休み、それを超えた何かを探してみても良いのではと考えます。

スペースインベーダー

 1978年(昭和53年)6月16日から株式会社タイトーというところから『スペースインベーダー』というゲームが世に出たことを記念し、今日は「スペースインベーダーの日」とされています。

 このゲームは世界で初めて敵が攻撃を仕掛けてくるゲームとして大ヒットしました。当時、私は中学生で中学校の先生から「ゲームセンターなんて絶対に行くな。」と言われてました。

 現に、近所のゲームセンターの前には、先生が見張っていらして、今ならゲームセンターから営業妨害として訴えられかねないのではと思いますが、当時は「うちの先生方って徹底しているんだな。」と妙に感心していました。

 高校生になって、このゲームをやってみると、100円硬貨を投入して2分ももたずに終了し、周りの人の中には1時間くらい遊んでいる高校生もいて、能力差というものがこれだけ違うのだなと実感させられました。

 結局、名古屋打ちとかマスター出来ずに、ブームは去っていきました。しかし、ここで、コンピューターには「バグ」ができること、ゲームでさえも戦略が必要なこと、攻略本なるものがこの世に存在すること、などを学ぶことが出来ました。そこから、高校時代に、やみくもに勉強するのではなく、戦略をもって、「微分」を攻略、「英単語」を攻略、「古典文法」を攻略するといった形で学習することを実践しました。

 生徒の皆さんも、7月に入ると、期末考査が実施されます。苦手な教科を攻略し、楽しい夏休みを迎えられるようにしてください。

 

米百俵

 戊辰戦争で敗れた長岡藩の財政は窮乏し、士族でも御粥をすするという生活を余儀なくされていました。その窮乏を知った三根山藩から長岡藩に百俵の米を送ったそうですが、長岡藩の大参事職にあった小林虎三郎は、その米を士族には分け与えず、「食えない時こそ、教育が大切だ」「苦しい時こそ、人づくりが必要だ」といって、その米をお金に換えて「国漢学校」を開校したのが1870年(明治3年)のこの日だったそうです。

 以来、この「米百俵の精神」は戯曲化されたり、映画化されたり、歌舞伎化されたりして、2001年(平成13年)には、当時の内閣総理大臣であった小泉純一郎が国会の所信表明演説で引用し、有名になり、その年の流行語大賞にも選ばれました。

 「国漢学校」では、特に医学の分野に注力し、この学校から東京帝国大学総長や解剖医、司法大臣などが輩出されました。

 今週、金曜日から『峠 最後のサムライ』という映画(主演は役所広司)で戊辰戦争が描かれるようですが、観てみたいなぁと個人的には思っております。

 話は戻りますが、小林の発想は、教育に携わる私たちにとって、とても示唆を与えてくれるもので「今の世で、勉強ができるとされる人は実は何も学んでいない。災いの前に真の学問が不在であるからだ。意見を交換したり互いに学びあうことをしていない。」とし、人材を作るためには「道と芸」であると主張します。

 私も、この言葉が腑に落ちることがあります。本校の生徒の皆さんには、「芸(技術)」を磨き、そのうえで「道(生きるべき姿)」を極めることで人財として育っていってほしいと日々思っております。

 本校は今日から、三者面談です。今一度、自身を振り返って、何を将来なすべきかと沈思黙考してみてください。